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「 絶対に秘密にできるなら、いいわよ。　好きにして 」
OKが出ているがどうしたらいいだろう。
とりあえず、出た言葉が。
「あの、胸、触ってもいいですか・・・」 だった。
「いいわよ、好きにして。 触りたかったの？」
「はい、前からあこがれてました。触りたかったです」
「それなら、早く言えばよかったのに」
「えっ？」
「もっと、早く言えば触らせてあげていたのに・・・」悪戯っぽく笑った。
大槻さんは、どうやら以前から、俺に好意を抱いていたようだった。
旦那への愚痴を聞いてやったり、軽い下ネタや冗談を交わすようになって、俺も薄々そんな感じはしていたのだが・・・
数年後、知子さんは離婚することになるのだが、この時点で相当歳の離れた旦那とは冷え切った生活だったようだ。