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そんな彼女からのメールに軽く小躍りしながらも、ふと冷静に。こりゃぁ何かオチがありそうだなと。
ふくらみかけた股間を諭すようになだめながら待ち合わせ場所へ。
街路樹の中に置かれたベンチには、遠くからみてもわかるくらい負のオーラをまとった彼女の姿が。
「あーこりゃダメだ・・・」
もしトントン拍子にセックスまで行けたとしても楽しめそうにないなと。
頭と股間を切り替えて、話もとくに聞かず彼女の手をとり「うまいソバ食いに行くぞ」と半ば拉致監禁気味に二時間弱のドライブへ。
最初は戸惑っていた彼女も「こういうの久しぶりっ」と徐々にはしゃぎだしてきました。

そして聞いたのは
今まで彼氏はいないと言っていたが実は三年近く付き合ってる人がいるということ。
その彼は「妻子持ち」だということ。
その日街中で偶然奥さんと子供といるところを見てしまったということ。

そして何より耐え難かったのが奥さんが妊娠していたこと。

一通り喋ってスッキリしたのか彼女がまとっていた負のオーラは消えかけていました。